こんにちは、もち麦です!
「何時間勉強したら第二種電気工事士の筆記試験に合格できるの?」「独学だったら学習期間はどれくらい?」と疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。
初心者で文系の私の場合、1ヶ月半の期間(勉強時間でいうと大体92時間)で筆記対策を独学で行い、合格しました。
今回は実体験をもとに、どのような勉強に何時間かかったのかなど、ご紹介していきます。
この記事はこんな人にオススメ☆
・独学での筆記試験の勉強時間を知りたい人
・具体的にどういった勉強で時間がかかるか知りたい人
・勉強に必要な期間を知り、勉強開始時期の目安を知りたい人
勉強期間は1ヶ月半で勉強時間は92時間
電気工事士講座の販売員として入社し、第二種電気工事士の受験を決めたころ、上司から「1ヶ月あれば合格できるよ」と言われました。
初心者・文系で全く電気のことを知らなかった私は、1ヶ月前から勉強するのは不安で1ヶ月半前から勉強しました。
自社の講座ではあえて勉強せずに、こっそり独学で勉強しました。理由については下記の記事でお伝えしています。
休日である土日祝の勉強時間は、平均4時間程度、仕事がある平日の勉強時間は、平均2時間程度でした。
平日の勉強時間の内訳は、通勤時間の1時間(片道30分)、帰宅後の1時間です。
通勤時間は往復2時間(片道1時間)でしたが、乗継などの移動時間があり、実際に勉強できたのは全体で1時間程度でした。
また毎日残業が2時間以上あったため、帰宅してから勉強できる時間は寝る前の1時間程度でした。
この勉強時間で1ヶ月半勉強すると、平日は60時間、土日祝は32時間の合計92時間となりました。
全部の土日祝を勉強していたわけではなく、適度に遊ぶ日も作っていました。息抜きも大切です。
最初の1ヶ月間は分野ごとにインプット
勉強を開始してから最初の1ヶ月の期間は、知識をつけることや暗記することに集中しました。
大切なことは、全体をまばらに勉強するのではなくて分野ごとに勉強していくことです。
私のような初心者で文系の方は、初めて知る単語だらけで「本当に合格できる?」と不安になると思います。
でも何度も繰り返していくうちにわかるようになるので安心してくださいね。
では、具体的にお伝えしていきます。
①分野ごとにテキストで学習
第二種電気工事士の筆記試験は、暗記問題と計算問題が出題されます。
出題される問題の割合は、暗記問題が8割で計算問題が2割です。
そのため、暗記問題から勉強しました。
暗記問題の中でも、難易度が易しく高頻度で出題される分野から学習しました。
学習するといっても“完璧に理解する・暗記する”というよりは“なるほど~”というような感じでさらっと理解するような感じで勉強しました。
ちなみに私が愛用していた参考書は、「ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験すい~っと合格」です。
元電気工事士講座の販売員として今まで色々な参考書を見てきましたが、正直この「すいっと合格」に勝るものはないと思います。
初心者にもわかりやすく、元電気工事士講座の販売員のお墨付きです。
平日に関してはテキストが少し大きいため、移動時間では勉強せずに帰宅後の1時間で勉強していました。
1つの分野を一通り確認するのに、1日あればさらっとできます。
「すいっと合格」のおすすめポイントをまとめた記事もあるので、ぜひ参考にしてくださいね。
②分野ごとに問題を解く
さらっと理解した後は、その分野の問題をひたすら解きました。
先ほどお伝えした「すいっと合格」にも分野ごとに問題があるので、しっかり解きました。
最初はわからない問題だらけなので、合っていても間違っていてもどんどん問題を解くことが大切です。
「すいっと合格」以外にも、スマホのアプリで問題を解いていました。
平日の通勤時間の1時間で問題を解き、何度も間違う問題はスクリーンショットをしておき、後から見直せるようにしました。
最近はアプリで筆記対策ができるので、より独学で勉強しやすくなりました。
③何度も間違う問題をテキストで確認
通勤時間でアプリで勉強し、スクリーンショットしておいた何度も間違う問題を、帰宅後の1時間にテキスト(すいっと合格)で確認しました。
翌日の通勤時間に、確認した箇所を復習しました。
1つの分野を勉強し終えるのに、①分野ごとにテキストで学習⇒②分野ごとに問題を解く⇒③何度も間違う問題をテキストで確認⇒②分野ごとに問題を解く⇒③何度も間違う問題をテキストで確認⇒②分野ごとに問題を解く⇒③何度も間違う問題をテキストで確認………という感じで、その分野である程度解けるようになるまで繰り返し勉強していくことが大切です。
勉強時間が少ない平日はこのように勉強していましたが、休日は机に向かって平日と同じように①~③を行っていました。
何時間も集中して勉強!というよりは隙間時間で勉強できることが多いですよね。
残りの半月はアウトプット
残りの半月は、理解したことがきちんと暗記できているか全体を通して確認する必要があります。
分野ごとで暗記はできていても、全体を通して解いてみたら案外間違ってしまったということが起こるので、必ず過去問を解くようにしましょう。
過去問をひたすら解く
残りの半月は会社にも協力してもらい、残業をできる限りしないようにしました。
平日は帰宅後の勉強時間を1時間以上は必ず確保し、帰宅してから過去問を解きました。
その時間の中で、過去問を解くこと&間違った問題をテキスト(すいっと合格)で確認しました。
できる限りその日のうちに間違った問題をテキスト(すいっと合格)で確認することが理想的ですが、時間がないときは翌日の帰宅後に、昨日の間違った箇所をテキスト(すいっと合格)で確認しました。
間違った問題やテキスト(すいっと合格)で確認した箇所をスマホで撮っておき、翌日の通勤時間に昨日の復習をしていました。
休日は、「過去問を解く⇒間違った問題をテキスト(すいっと合格)で確認⇒スマホで撮影」を繰り返していました。
「過去問を解く⇒間違った問題をテキスト(すいっと合格)で確認⇒スマホで撮影」の一覧の流れを行うのは一定の時間が必要なので、できる限り休日に行うように工夫しました。
逆に、復習はスマホさえあれば隙間時間でできるので、休日にはせずに、仕事がある日の通勤時間に繰り返ししていました。
まとめ
この記事では、下記のことをお伝えしました。
・文系の私が独学で電気工事士2種の筆記試験に合格するのに、1ヶ月半(92時間)の学習時間が必要だった
・仕事がある平日は2時間程度、休日は4時間程度勉強した
・最初の1ヶ月間の期間はインプットを重点的にした
・残りの半月の期間でアウトプット
私の場合、筆記試験に合格するのに1ヶ月半(92時間)必要でしたが、人によって必要な期間や勉強時間は異なります。
仕事の関係で平日は全く勉強できないので休日に集中して勉強する人もいれば、毎日コツコツ勉強できる人もいます。
大切なことは、みなさんのライフスタイルに合わせて、みなさんのペースで勉強することです。
92時間を目安として、隙間時間で勉強できそうなタイミングや、まとめて勉強できそうなタイミングを見つけ筆記試験対策を行ってくださいね。
第2種電気工事士の合格へ向けて頑張りましょう♪
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