こんにちは、もち麦です!
「第二種電気工事士技能試験の時短になるコツを知りたい!」という方は多いのではないでしょうか。
技能試験は、“時間が足りない”とよく聞きますよね。
私も受験したとき、何とか合格できましたが“時間が足りない”ことを実感しました
みなさんが技能試験に合格できるように、実技の練習時から使える時短のコツと、試験本番で使える時短のコツをお伝えします。
この記事はこんな人にオススメ☆
・第二種電気工事士の技能試験を受験する人
・時短のコツを知りたい人
実技の練習時から使える時短のコツ
第二種電気工事士実技の練習をしている中で、時短にできるコツが2つあります。
1つ目が「細かく測ってケーブルを切らない」、2つ目が「時短工具を購入する」です。
詳細を確認していきましょう!
①細かく長さを測ってケーブルを切らない
上記のように、試験問題には150mmのようにケーブルの長さが記載されています。
基本的には、完成したときにその長さになるように施工しないといけません。
ですが、欠陥になる目安を越えなければ大体の長さでも問題ありません。
ケーブルの長さで欠陥になる場合は、指定の長さより半分以上長い・短い場合です。
極端な話、150mmと記載されている箇所が100mmでも200mmでも問題ありません。
1mm単位で間違えたらいけない場合、丁寧に長さを測る分時間がかかります。
ですがそうではないので、ざっと長さを測って時短していきましょう。
とか言いつつも私は性格的に気になってしまうので、「ちょっと長いな…これで問題ないってわかっていても気になる…」と少しもどかしい気持ちでした笑
②時短工具を購入する
(一財)電気技術者試験センターによると、下記の工具が必要最低限必要とされています。
・ペンチ
・ドライバー(プラス)
・ドライバー(マイナス)
・ナイフ
・スケールまたは布尺
・ウォータポンププライヤ
・リングスリーブ用圧着工具
正直、上記のみだとかなり時間がかかります。
というか、私のような初心者だとこれだけでは合格が難しいと思います…!
そこで、おすすめしたいのが、VVFストリッパー・合格クリップ・合格マルチツール・合格ゲージです。
上記は、私が技能試験を受験するときに実際に使っていたものですが、本当に使ってよかったです!!!
この中でも、VVFストリッパーと合格マルチツールは特におすすめしたいです。
どういったところが時短になるのか、説明していきます。
VVFストリッパー
VVFストリッパーは、技能試験の中で1番使った工具で、ほとんどの方が持っています。
VVFストリッパーの時短ポイントは、「①ナイフを使わずにケーブルを施工できること」、「②様々な機能があるため工具を持ち替える手間がないこと」です。
まず①ですが、ナイフを使っての施工は初心者だと時間がかかります。
刃がむき出しなので慎重に扱わないと危険です。
慎重に扱う分、時間がかかってしまいます。
ナイフを使って施工したことがあるのですが、怖くて仕方なかったです…
また力加減を間違えると、ケーブルが傷ついて欠陥になるor上手く切れずに時間がかかります。
その点VVFストリッパーは、刃がむき出しではないので扱いやすく、力加減のコツが掴みやすく感じました。
扱いやすいため時間はかかりませんし、欠陥などが起こる可能性が少なく、結果的に時短につながります。
業界最安値水準!電池屋のVVFストリッパー/(HOZAN) 第二種電気工事士技能試験対応
次に②ですが、VVFストリッパーは下記のようなことができます。
・ケーブルを切る
・ケーブルの外側を剥く
・ケーブルの内側の被覆を剥く
・長さを測る
・ランプレセプタクルなどで必要な輪っかを作るなど
次から次へと別の施工をしないといけないのですが、その度工具を持ち替えていては手間です。
工具の持ち替えが少ないこと自体が、時短につながります。
もう少し詳細を確認したい方は、下記の記事を参考にしてください。
合格マルチツール
合格マルチツールを持っていなくても実技することができますが、持っていると「かなり時短になる!」と感じてもらえると思います。
VVFストリッパーの存在を知っている人は多いと思いますが、合格マルチツールはあまりいないと思うので、みなさんにおすすめしたいです!
合格マルチツールは、色々なことができます。
1番嬉しかった機能は、ナイフのように使いゴムブッシングに穴をあけることができる点です。
ナイフの場合、丁寧に扱う分ナイフを使うこと自体に時間がかかりやすいです。
ですが合格マルチツールを場合、先をゴムブッシングに「えいや!」と突き刺すだけで簡単に穴をあけることができます。
また手のひらサイズで小さいので、狭い場所での施工も行いやすいです。
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試験本番で使える時短のコツ
第二種電気工事士技能試験の当日にできる時短のコツが、2つあります。
1つ目が「試験問題の材料で何番なのか推測」、2つ目が「ゴミは部材が入った箱にポイっといれる」です。
どういうことなのか確認してきましょう。
①試験問題の材料で何番なのか推測
第二種電気工事士技能試験の流れですが、席について時間が来たら開始!というわけではなく、確認の作業があります。
まず、試験問題が配布されます。
試験問題の表紙には、下記のように材料が書かれています。
材料を見ると、ある程度候補問題の何番なのか、予想することができます。
何番なのか予想できたのなら、脳内で施工のイメージをし始めます。
単線図から複線図に描きかえるイメージ、もしよく間違える施工があるとするなら注意しよう、など事前にイメージすることで時短につながります。
ある程度練習をしていないと、材料だけで何番なのか予想することが難しいです。そういう意味でもしっかり練習することは大切です。
②ゴミは部材が入った箱にポイっといれる
施工していく中で、ケーブルの被覆のゴミがたくさんでてきます。
ゴミを入れる用の袋が用意されているのですが、袋を広げると施工する場所が狭くなります。
また、袋自体もそこまで大きいものではないので、丁寧に捨てないといけません。
こういうところに手間や時間を使いたくなかったので、私が受験したときは、材料が入っていた箱に捨てました。
元々ある箱なので新たなスペースを確保する必要もなく、袋よりも大きいのでポイっと捨てることができます。
ちょっとしたことですが、時短につながるのでおすすめです。
番外編:技能対策前の時短のコツ
技能試験の勉強を開始する前に、工具や材料を準備しないといけませんが、どんな工具が必要で、どんな材料をどれくらい必要なのかご存じですか?
パッと答えることができる人はほとんどいないと思います。
全部自分で調べて一つ一つ購入すると、技能試験を勉強する時間がどんどん削られていきます。
せっかく練習時に使える時短のコツを使ったとしても、練習できる時間が少ないと元も子もないですよね…
それを防ぐためにオススメなのが、必要な工具や材料が全て含まれているセットを購入することです。
色々な場所で購入できると思いますが、私のオススメは下記の条件を満たしているものです!
・時短になる工具が入っている(VVFストリッパー・合格クリップ・合格マルチツールなど)
・13問の候補問題すべて練習できる(13問すべて練習しないと落ちる)
・13問の候補問題を最低2回以上練習できる(1回のみの練習で合格ラインに立てる人はほぼいない)
上記の条件を満たしているのが、電池屋の電光石火シリーズです。
電光石火の第2種電気工事士技能試験セット電池屋の電光石火シリーズのおすすめポイントは下記の通りです。
・仲介会社が少ないため安い金額で購入できる
・工具や材料がセットになっているのはもちろん、自分で好きなパターンで購入できる
・電材歴が80年近くもあるような専門会社が販売しており口コミも高評価
まとめ
今回の記事では、下記のことを説明しました。
・練習時から使える時短のコツは、「細かく測ってケーブルを切らない」と「時短アイテムを購入する」
・ケーブルの長さは指定の長さより半分以上長い・短いでなければ問題なし
・VVFストリッパーと合格マルチツールはめちゃくちゃ時短で役立つ
・試験本番で使える時短のコツは、「試験問題の材料で何番なのか推測」と「ゴミは部材が入った箱にポイっといれる」
・試験問題の表紙には材料が書かれているので候補問題が何番なのか予想できる
・ケーブルの被覆のゴミは、部材が入っていた箱にいれると時短
試験本番で「時間が足りない」と焦ると、余計うまくいかないことが多いです。
そうならないために時短のコツを掴み、余裕を持って実技を行い、合格することを応援しています。
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