第一種電気工事士の計算問題は捨てる?電工二種との色々な違い

筆記

こんにちは、もち麦です!

過去に、第二種電気工事士に合格したあと、第一種電気工事士の取得を目指しました。

そのときに、「第二種電気工事士では計算問題を捨てることができないのかな?」「第一種電気工事士だとかなり難しいのかな?」と当時は疑問に思いました。

そこで今回は、第一種電気工事士と第二種電気工事士の筆記試験の違いについて、両方取得している私の目線でお話します。

違いを理解し、第二種電気工事士で勉強したことを上手く活用しながら第一種電気工事士の合格を目指しましょう!

もち麦
もち麦

この記事はこんな人にオススメ☆

・第二種電気工事士に合格し第一種電気工事士の取得を目指している人

・電工二種で計算問題を捨てた人

試験概要の違い

「第一種電気工事士だと計算問題がたくさん出題される?」

「第一種電気工事士だから記述式の問題とかもあるのかな?」

と私と同じように不安になっている方もいるかもしれませんが、ほとんど第二種電気工事士と同じです。

配点1問2点
問題数50問
合格点60点(100点満点中)
解答方式4択選択
試験時間2時間20分

1問2点の配点で50問出題されます。

合格点は100点満点中60点です。

第二種電気工事士と同様に、計算問題が20点、暗記問題が80点出題されます。

そのため、計算問題が苦手な場合は捨てることもできます。

また、この問題の中には第二種電気工事士で出題された内容も含まれています。

もち麦
もち麦

第二種電気工事士の知識が残っているうちに、同時に受験する人も多いです。

解答方式は4択なので、わからない箇所は選択さえすれば正解する可能性もあります。

唯一、第二種電気工事士と違う点は試験時間です。

2時間20分と第二種電気工事士より長いです。

「試験時間が長い分、難易度も高くなるのかな?」と不安になるかもしれませんが、実際は1時間もあれば解き終えます。

もち麦
もち麦

何でこんなにも長く試験時間を設定したのか謎だな~と思うくらいです。

筆記試験の難易度の違い

第一種電気工事士と第二種電気工事士では、出題される問題自体に少し違いがあります。

第二種電気工事士に比べると第一種電気工事士は「①単純で簡単な暗記問題が少ない」「②図や写真が白黒」となります。

この2つの例を具体的に説明していきます。

①単純で簡単な暗記問題が少ない

下記は、実際に第一種電気工事士の筆記試験で出題された問題です。

①は、「この図は何?」というような単純に暗記すればいいだけの簡単な問題です。

②は、「この文章の中から、誤っているものはどれ?」というような、文章を暗記して誤っている選択肢を答える問題です。

①と②のどちらが簡単に解けそうかというと、①ですよね。

第二種電気工事士は、この①のような問題がたくさん出題されますが、第一種電気工事士では②のような問題がたくさん出題されます。

第一種電気工事士の方がそういう意味で難易度が高く感じます。

②図や写真が白黒

第一種電気工事士の場合

第二種電気工事士の場合

上記は、各電気工事士の試験で出題された図の名称や使い方を答える問題です。

見てわかる通り、第一種電気工事士の場合は白黒でカラーではありません。

第二種電気工事士だと色の雰囲気で暗記できていたかもしれませんが、第一種電気工事士はそれができません。

図の詳細まで確認にて答える必要があるため、難易度が高くなります。

もち麦
もち麦

白黒もカラーもそこまで大差ないだろう…!と思っていましたが、白黒になると覚えるのが少し大変でした。

勉強方法の違い

先ほど、第一種電気工事士の方が難しいことをお伝えしましたが、勉強方法としては第二種電気工事士とほとんど同じです。

暗記問題が8割、計算問題が2割出題されるので、まずは暗記問題から勉強します。

暗記がある程度解けるようになれば、過去問を使って暗記のみ解いていきます。

過去問で60点前後得点できるようになり、時間に余裕がありそうなら計算問題の勉強をしていきます。

効率的な勉強方法として、すでに第二種電気工事士で習った範囲(低圧)よりも新しく勉強する第一種電気工事士の範囲(高圧)から勉強することをおすすめします。

私が実際に筆記対策を行ったとき、「ぜんぶ絵で見て覚える 第1種電気工事士筆記試験すいーっと合格」で勉強しました。

もち麦
もち麦

第二種電気工事士のときからずっとお世話になっています。

本当に初心者でもわかりやすい!!


第二種電気工事士の出題範囲も低圧でまとめられているので、そこを見れば復習になります。

高圧の分野が今回初めて勉強する箇所になるので、そこから勉強していました。

まとめ

今回の記事では、下記のようなことをお伝えしました。

・試験時間が第一種電気工事士の方が長い

・計算問題を捨てることができる

・暗記問題の難易度に差がある

・第一種電気工事士では、第二種電気工事士の内容も出題される

・勉強方法はほとんど同じだが、第一種電気工事士で初めて勉強する高圧から勉強すると効率的

多少の違いがあるとはいえ、やることは第二種電気工事士と同じです。

まずは、第一種電気工事士の筆記試験の合格に向けて勉強を頑張りましょう!

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