こんにちは、もち麦です!
「初心者だけど第二種電気工事士に合格できるのかな…?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
私もド文系で数学も苦手なので、最初は不安で仕方なかったです。
ですが、試験の特徴を理解し勉強方法を間違わなければ、初心者でも合格を目指せます!
今回は、筆記試験について説明していきます。
この記事はこんな人にオススメ☆
・数学が苦手、電気初心者の人
・まだ第2種電気工事士の試験について調べていない人
・初心者でも合格できる勉強方法を知りたい人
第二種電気工事の筆記試験の特徴
勉強を開始する前に、まずは第二種電気工事の筆記試験の特徴を知ることが重要です。
配点 | 1問2点 |
問題数 | 50問 |
合格点 | 60点(100点満点中) |
出題問題 | 暗記問題と計算問題 |
特徴 | 過去問から似た問題が出題される |
出題方式 | 4択から選んで答える |
1問2点の配点で、50問出題されます。
合格点は100点満点中60点以上取れば合格なので、満点を目指すような勉強方法をする必要はありません。
筆記試験では、暗記問題と計算問題の2パターンが出題され、暗記問題が80点分、計算問題が20点分出題されます。
そのため、暗記問題だけでも合格点の60点を取ることができます。
暗記問題の割合が多いと初心者でも合格を目指せますし、気持ち的に安心ですよね。
初心者にとって、暗記問題でどれくらい得点できるかが重要になります。
おすすめの勉強方法としては、暗記問題⇒計算問題の順番で勉強することです。
また、第二種電気工事の筆記試験では、過去問と類似した問題が出題されます。
そのため、過去問を解くことも重要になります。
出題方式は、4択の中から選択するため、わからない問題があったとしてもカンで当たる場合もあります。
私が受験したとき、計算問題は殆どカンでしたが結構正解していてラッキーでした!
初心者なら暗記問題から勉強
実は、暗記問題も大きく分けて2パターンの問題が出題されます。
「図の名称を単純に暗記すればいい問題」と、「文章の中から正しい選択肢や間違っている選択肢を選ぶ問題」です。
下記の問題例をみてみましょう。
図①「図の名称を単純に暗記すればいい問題」※参照:(一財)電気技術者試験センター
図②「文章の中から正しい選択肢や間違っている選択肢を選ぶ問題」※参照:(一財)電気技術者試験センター
図②「文章の中から正しい選択肢や間違っている選択肢を選ぶ問題」よりも、図①「図の名称を単純に暗記すればいい問題」の方がより簡単ということがわかります。
そのため、初心者の方にオススメの勉強方法は、「図の名称を単純に暗記すればいい問題」⇒「文章の中から正しい選択肢や間違っている選択肢を選ぶ問題」の順番で学習することです!
過去問の暗記問題を必ず解く
先ほどもお伝えした通り、第2種電気工事の筆記試験は過去問とよく似た問題が出題されるので、過去問を解くことはかなり重要です。
計算問題を勉強する前に、暗記問題全体を通して解けるのかを確認しましょう。
分野ごとの勉強では解けていたのに、全体になるとなかなか点数が取れなくなる人が多いので、必ず過去問を解きましょう!
また勉強方法として、カンではなくきちんと理解したうえで、解くことが大切です。
直近6試験分の過去問を解くことをオススメします。
あまりにも昔の過去問を解くと、出題傾向など変わっている可能性があるので注意が必要です。
問題番号で言うと、1~10番が計算問題、11番から暗記問題が多いので、11番から過去問を解いていきましょう。
下記はあくまでも目安ですが、人によって過去問を解くときに目指したい点数の目標です。
計算問題を捨て暗記問題のみで勉強する人⇒暗記問題だけで70点くらい得点できるようにする
計算問題を数問解けるようにする人⇒暗記問題で60点以上得点できるようになる
余裕があれば計算問題へ
計算問題は20点分しか出題されません。
なので、暗記問題さえしっかり得点できるようにしておけば、計算問題まで勉強する余裕がない人は割り切って捨ててしまっても大丈夫です。
先ほどもお伝えした通り、4択から選び解答するので、カンでも運よく当たることもあります。
ただ、「計算問題を勉強する余裕があるのに数学が苦手だから」という理由で捨ててしまうのは、少し勿体ない気がします。
実は、全部の計算問題が難しいわけではなく、初心者の人でも解けるような問題も出題されています。
「この問題が出題されたら得点する!」というような問題を1問でも2問でもあると、万が一暗記問題で数問解けなかったとしても保険になり安心できます。
私もド文系で数学が苦手ですが、2つの問題だけ解けるようにしました。
初心者の私がおすすめしたい参考書
第二種電気工事士講座の販売員として入社してすぐに、第二種電気工事士の勉強を開始しました。
色々調べていくうちに、自社の講座ではなくあえて独学で勉強することにしました。
何となくばれたら気まずいので、こっそり独学で勉強していました…笑
そのときに私が使っていた参考書は、「ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験すい~っと合格」です。
文系で数学が苦手な初心者だった私でも、学科試験に合格できたのはこの参考書のおかげです!
未知の世界である電気なんて勉強が続くかどうかすら自信がなかったのですが、初心者でもイメージしやすいように図がたくさんあり、理解しやすかったです。
自社の講座の参考書も含め、様々な参考書を目にしましたが、個人的に1番理解しやすいと思いました。
参考書をどうしようか迷っている人は、下記の記事も参考にしてくださいね。
まとめ
今回、下記のようなことをお伝えしました。
・暗記問題だけでも合格点の60点を取ることができる
・初心者は暗記問題⇒計算問題の順番で勉強する
・暗記問題の中でも「図の名称を単純に暗記すればいい問題」⇒「文章の中から正しい選択肢や間違っている選択肢を選ぶ問題」の順番で勉強する
・暗記問題だけで過去問を解く
・余裕がなければ計算問題を割り切って捨ててもいいが、初心者でも解ける計算問題がある
初心者だった私はこの勉強方法で合格できました。
ぜひ、みなさんもこの勉強方法を参考にして、筆記試験の合格を目指してください。
応援しています!
コメント