こんにちは、もち麦です!
「2023年より開始のCBTとは?」
「CBT方式と筆記方式で受験申し込みは同じ?違う?」
など疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。
試験日や試験会場だけでなく、受験申し込みの仕方から試験当日までCBT方式と筆記方式の違いがあります。
注意すべきポイントをおさえ、CBT方式か筆記方式どちらで受験するのか参考にしてください。
この記事はこんな人にオススメ☆
・CBTとは何か?と疑問に思っている人
・CBT方式と筆記方式のどちらで受験するか迷っている人
・CBT方式と筆記方式の違いや同じ部分を知らない人
そもそもCBTとは
CBT方式とは、パソコンを利用して行われる試験です。
第二種電気工事士では2023年から導入されましたが、ITパスポート試験や秘書検定など様々な資格受験でも導入されている方式です。
問題は紙ではなく、パソコンの画面上に映し出され、パソコンで解答します。
また、試験日程内から希望の日にちや時間、試験会場を選び、受験することができます。
試験終了後、合否の結果は出ませんが、すぐに正答数の確認ができます。
電気工事士2種の場合、合格点が60点なので結果がすぐにわかりますよね。
受験日・試験開始時刻・試験会場が違う
筆記方式では指定された日にち、時間しか受験できませんが、CBT方式では平日も含め3週間近くの日程から好きな時間を選べます。
筆記方式とCBT方式を比べてみましょう。
筆記方式の場合
試験日 | 指定された日曜日(過去の実施日を参考) |
受験開始時刻 | 午前午後のどちらか |
試験会場 | 希望の都道府県のみ選べる |
筆記方式の場合、午前・午後の希望すら出すことができません。
また、試験会場も都道府県のみの選択となり、試験会場を選ぶことはできません。
午前か午後どちらになるか試験が近づくまでわからないし、試験会場が家から遠い可能性も…
CBT方式の場合
試験日 | 平日も含め3週間近くの日程から選べる |
受験開始時刻 | 時間枠の中から選べる |
試験会場 | 全国の約200会場以上から選べる |
CBT方式の場合、選択の幅が一気に広がりますよね!
平日にしか休めない人でも受験しやすくなります。
第二種電気工事士の受験申し込みの注意点
第二種電気工事士の受験申し込みを行う際に、筆記方式とCBT方式で違うポイントや同じポイントをまとめました。
必ず電気工事士2種の受験案内や(一財)電気技術者試験センターのHPを確認してください。
CBT方式は会場申し込み手続を行うことが必須
(一財)電気技術者試験センターのHPを確認すると下記のような案内がありました。
CBT方式を希望する場合は、受験申し込み確定後、指定された会場申し込み期間内に、別途、CBT会場申し込み手続(試験会場及び試験日時の選択手続き)を行う必要があります。
期間内にCBT会場申し込み手続を行わなかった場合は、これまでの筆記方式での受験となります。
CBT 会場申し込み手続は、マイページから試験日時・試験会場を選択することで行います。
このため、CBT 方式を希望する場合、郵便(書面)申込を行った場合でも、オンライン環境でのマイページ作成が必須となりインターネットを使用してCBT会場申し込み手続を行っていただく必要がありますので、ご注意ください。
簡単にまとめると
①(一財)電気技術者試験センターで受験申し込み後、CBT会場申し込みをしないといけない
②CBT会場申し込みをしない場合、筆記方式での受験になる
③CBT会場申し込みは、マイページで行う
その際、試験日程や時間・試験会場を選ぶ
④郵便(書面)で受験申し込みをした人もCBT方式で受験するなら、CBT会場申し込みはマイページを作成しないといけない
④ですが、そもそも受験申し込み方法はインターネット申し込みと郵便(書面)申し込みがあり、インターネット申し込みの場合はマイページを作成することになります。
インターネット申し込みを行った人は、CBT会場申し込みを行う際、すでにあるマイページから行うことができます。
郵便(書面)申し込みを行った人は、受験申し込みの際マイページが必要ないですが、CBT会場申し込みでは必要になります。
恐らく、受験申し込みをインターネットから行わず郵便(書面)から申し込んだ人は、「マイページを作成する作業がニガテな人、もしくは面倒くさいと思っている人」である可能性が高いので、わざわざ丁寧に案内してくれているのだと思います。
いつまでにCBT会場申し込みを行わないといけないのか、受験案内を必ず確認してください。
受験申し込みとCBT会場申し込みを両方しないとCBT方式で受験できません。
CBT方式は試験日の3日前まで変更できる
筆記方式では試験日の変更など行えませんが、CBT 方式では、試験日の3日前まで試験会場や試験日、試験時間の変更ができます。
仕事で休みが確定していない人や、何か予定が入る可能性がある人は、CBT方式で受験することをオススメします。
試験会場の状況によっては、希望の日時を選択できない場合や、CBT 方式を選択できない場合があるそうなので、何かあった場合はすぐに変更しましょう。
各変更はマイページからできます。
第二種電気工事士の受験申し込み期間は同じ
筆記方式でもCBT方式でも受験申し込み期間は同じです。
また、合格発表日(Web公表日・通知書発送日)も同じです。
CBT方式は受験票の発送がない
筆記方式で受験される場合、受験票が発送されますが、CBT方式の場合は受験票が発送されません。
CBT方式の場合は、マイページで試験会場や試験時間を確認することができます。
(一財)電気技術者試験センターによると、試験日前日に登録されたメールアドレス宛に、試験会場や試験時間を記載した確認メールが送信されるそうです。
第二種電気工事士試験当日の注意点
筆記方式とCBT方式では試験開始時刻や持ち物などで、受験できなくなる場合があります。
下記を確認していきましょう。
筆記方式の場合
(一財)電気技術者試験センターによると、下記の場合、受験できないとのことです。
・午前開始の受験者は10時30分、午後開始の受験者は15時30分までに入室できないと受験することができない
・学科試験受験票を持参していない
・申込情報(登録写真)と受験者が違う
・受験票に記載された試験会場以外での受験
・受験票に記載された時間以外での受験
・不正行為に該当する行為を行った場合
筆記方式の場合、学科試験受験票が持ち物として必要です。
受験票が届いたら紛失しないようにしましょう。
CBT方式の場合
こちらも同じく、(一財)電気技術者試験センターによると、下記の場合受験できないとのことです。
・予約した試験開始時刻から30分後までに会場受付をしないと受験できない
・写真付き身分証明書(運転免許証・マイナンバーカード等)を持参していない
・申込情報(登録写真を含む)と受験者が違う
・予約した会場等の内容と違う
・試験室への指定持ち物以外の持ち込み(スマートフォン・会場配布以外の筆記用具及び用紙 等)
・不正行為に該当する行為を行った場合
CBT方式の場合、受験票がない代わりに写真付き身分証明書が必要になります。
また、試験室への指定持ち物以外の持ち込みをしてはいけません。
指定のロッカーなどがあるはずなので、必ずそちらにおきましょう。
第二種電気工事士受験全体の流れ
筆記方式とCBT方式の受験全体の流れにも違いがあります。
(一財)電気技術者試験センターの受験案内を確認すると、下記のような違いがあります。
筆記方式の場合
(1)受験票を発送(投函)いたします。
(2)受験票の到着後、受験票に記載されている会場及び試験時間を確認いただき、試験会場に来場ください。
※試験会場への来場の際は、交通機関の事故、会場内の広さなどで予想以上に時間がかかることがあります。時間には十分余裕をみて来場してください。
(3)会場到着後、試験会場に掲示されている受験番号での指定教室を確認いただき、指定の座席に着席時刻までに着席ください。
※受験票に記載の試験開始時刻の30分後までに入室しないと、受験できません。
(4)着席後、受験票を机上に置いて頂き、スマートウォッチや携帯電話等の通信機器は、電源を切り、カバン等にしまってください。
※指定された席以外で受験すると欠席扱い等となりますので、受験番号と座席の番号シールをご確認ください。
(5)試験開始等の合図は、監督員が行います。監督員の指示のもと、試験を開始してください。なお、試験中等に係員が登録写真との照合及び受験票の回収等に巡回いたします。
(6)試験終了等の合図は、監督員が行います。合図等により、試験を終了してください。
(7)試験終了後、試験問題等の忘れ物がないかご確認ください。
※試験会場での忘れ物は全会場分を試験日から1ヶ月間保管します。忘れ物をした場合はその期間内に試験センターまでお問い合わせください。保管期限を過ぎた場合は処分扱いとなります。
(8)試験室を監督員の指示のもと、退出し、試験終了となります。
※受験票とともにお送りしている「申込登録内容」には、登録情報の一部が印字されています。
申込登録内容に印字されている内容に誤り、変更等がある場合は、変更申請をしてください。
参照:(一財)電気技術者試験センター
筆記方式では、試験開始時刻の30分後までに入室すればいいので、早めに行くことをオススメします。
試験会場は、大学など大きい建物で行われるため、最寄り駅⇒試験会場⇒実際受験する試験室までかなり遠い場合が多いです。
私が受験したときは、試験開始時刻の1時間30分前には試験会場に到着するように逆算し、自宅を出発しました!
CBT方式の場合
(1)予約試験日の前日にお送りするメール又はマイページにて、会場及び試験開始時間を確認いただき、試験会場に来場ください。
※CBT方式では、受験票の発送はありません。
(2)会場への来場は、予約した試験開始時刻の5分~30分前に来場ください。
(30分より前にお越しの場合、会場が開いていないことや入場をお断りすることがあります。)
※遅刻した場合は、予約した試験開始時刻から30分後までに会場受付をしないと受験できません。
(3)来場の際、試験受付にて本人確認及びログインシート(登録写真等の照合)の授受を行ってください。
(写真付き身分証明書(運転免許証・マイナンバーカード等)を掲示する必要があるため、事前にご準備ください。なお、試験当日、写真付き身分証明証の持参のない場合は、受験することはできません。)
(4)受付後、携帯電話や上着などの手荷物を全て指定のロッカー等にお預けください。
(5)試験中に利用できる会場貸出のボールペン(黒)とメモ用紙を受け取り、試験室に入室してください。
(6)着席後、パソコン画面上の流れに沿って、ログインシートに記載されている ID とパスワードを入力し、受験を開始してください。
(試験内容に関する質問には一切お答え致しません。)
(7)試験終了後、確認画面が表示されましたら、受験レポート(試験終了書等)を印刷してください。
(8)受験レポートを受取り、試験完了となります。(※会場で貸出した物は、返却いただきます。)
参照:(一財)電気技術者試験センター
CBT方式では、試験開始時刻の5分~30分前に到着しないといけません。
早く到着すると、試験会場に入れない場合もあるので、事前に時間をつぶせる場所を探しておくといいかもしれません。
また、(7)で正答数の確認ができるので、結果がすぐにわかります。
第二種電気工事士の試験内容はどちらも同じ
筆記方式でもCBT方式でも、出題される試験範囲は同じです。
なので、合格に向けてしっかり対策を行う必要があります。
上記の記事の通り、元第二種電気工事士講座の販売員だったころ、様々な理由でこっそり独学で勉強していました。
入社して初めて第二種電気工事士の存在を知ったくらい無知で、もちろん数学も苦手な初心者でした。
自社の参考書をみたとき、「本当に合格できるのかな…?」と不安に思うくらい、初心者にとって優しくない参考書でした。
絵もイラストも少なく、ほぼ白黒で文字がぎっしりでした…。
のちに参考書も勉強しやすく改良されていましたが、当時の参考書は良くなかったと思います…
そんな私が、「本当に初心者でもわかりやすい!!」とびっくりしたのが、「ぜんぶ絵で見て覚える第2種電気工事士筆記試験すい~っと合格」です。
図やイラストが多く、初心者にとってイメージしやすい参考書だと思います。
これから電気工事士2種の勉強をスタートする人で、「どの参考書がいいかな~?」と迷っている人がいれば、ぜひ参考にしてください。
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