令和5年度!第二種電気工事士の実技で落ちる3つの共通点

技能

こんにちは、もち麦です!

「今まで実技で落ちた人の理由を知り、そうならないために対策をしたい!」という方も多いのではないでしょうか。

第二種電気工事士講座の販売員をしていたころ、色々な方とお話する中で落ちた人には3つの共通点があることに気付きました。

この共通点を知り、令和5年度の実技合格を目指しましょう!

もち麦
もち麦

この記事はこんな人にオススメ☆

・第二種電気工事士の実技を受験する人

・技能試験で落ちたくない人

・落ちた人の共通点を知り対策したい人

①実技の練習時間が少なすぎる

実技で落ちた理由の第一位は,練習時間が少なすぎるからです。

色んな方のお話を聞いてきましたが、圧倒的にこれが1番多いです…!

練習時間が少なかった理由は、「①学科試験を詰め込みで合格してしまった」、「②仕事・プライベートが忙しかった」の大きく2パターンあると感じました。

学科試験を詰め込みで合格してしまった

1つ目は、学科試験の影響です。

第二種電気工事士の学科試験は暗記問題がほとんどなので、気合で詰めて頑張れば何とかなる場合も多いです。

もち麦
もち麦

本当は余裕を持って勉強してほしい…笑

学科試験は4つの選択肢の中から選べばいいので、カンでも正解することはあります。

そういった経験から、「技能試験もどうにかなるだろう~」と思い、あまり勉強せずに受験してどうにかならなかったパターンです。

第二種電気工事士の技能試験では、ある一定の練習時間がどうしても必要になります。

まずは、単線図から複線図に描きかえる練習が必要です。

描きかえるルールなどを暗記するのですが、学科試験のように「これの名前はこれ」と単純

ではありません。

ようやく描きかえることができるようになれば、実技の練習です。

殆どの方は工具をさわることすら初めてなので、まずは工具に慣れます。

そこから一つ一つの実技をして、制限時間内に組み立てる練習を13問分して……と、やることがいっぱいです。

この学科試験と技能試験との勉強時間にギャップが生まれ、結果的にどうにもならなくなり落ちてしまいます。

仕事・プライベートが忙しかった

「お仕事が忙しくて勉強時間がとれなかった」

「仕事で疲れて勉強する余裕がない」

「親の介護で大変だった」

上記は実技で落ちた人が言っていた勉強時間が取れなかった理由の一部です。

色々あって大変だと思いますし、疲れていると思います。

ですが、第二種電気工事士の技能試験に受かるには練習時間がどうしても必要です。

どうしても自由に使える時間が少ないと感じている方は、効率的に勉強すること・実技の練習をすることをおすすめします。

例えば、

・寝る前の少しの時間や移動時間など10分でも15分でも取れそうなときに、単線図から複線図に描きかえるルールを覚える

・ランプレセプタクルと露出型コンセントの施工のように、似ているものはどちらかだけでも練習するようにして、全く練習していないパターンが出ないようにする

もち麦
もち麦

本当は隈なく練習できる状態の方がいいですが、闇雲に勉強するより効率的に合格を目指せます。

②試験本番をイメージした練習ができていない

みなさんの話を聞いている中で、試験本番をイメージできてなかったという人が2番目に多いです。

どういうことなのか、例をあげて説明します。

【練習のとき】

広い机で、実技を行いやすいように工具を広げて練習していた。

【試験本番】

1人あたり使用できるスペースは小さく、狭い机で技能試験を受験しないといけない。

【どうなるか】

とにかく実技が行いにくい。とりあえず工具を広げてみたけどスペースがないため、また収さないといけない。狭いスペースで練習をしていないからどうすれば施工しやすいのかとっさにわからない。手間がかかり時間が過ぎていく。焦り⇒ミスにつながる。

【練習のとき】

PF管の施工を行うとき、IV線が必要。

施工条件や材料をあまり確認せずにVVFケーブルからIV線を取りだして練習していた。

【試験本番】

PF管の施工を行うとき、IV線が必要。

施工条件や材料には、IV線の状態で配られていた。

【どうなるか】

本来別の箇所で使用するはずのVVFケーブルを、いつもの練習の癖が出てしまい、VVFケーブルからIV線を取りだしてしまう。

他の場所で使用するはずのVVFケーブルが足りなくなり落ちた。

2つ目のIV線の例は、実際に私の知り合いがこれで落ちました。

途中から修正することもできないので、試験途中で帰りたくなったそうです笑

実際に試験を受けてみないとわからないこともありますが、必要最低限として問題に記載されている材料や施工条件を確認することをおすすめします。

③試験の特徴を知らずに勉強していた

1位2位に比べて少ないですが、たまーに技能試験の特徴を知らずに勉強し、そのまま受験して落ちたという方がいます。

例えば、

・候補問題13問の候補問題をすべて練習すれば合格できる、ということをあまり知らずに何となく勉強していた

・施工条件を読まないといけない、ということを知らず、単線図から複線図に描きかえる練習をせずに丸暗記

とにかく面倒くさがり屋な人は、試験の特徴を確認せずに勉強する可能性があるので要注意です。

勉強を始める前に試験の特徴を知ることは大切なので、しっかり確認しましょう。

もち麦
もち麦

私も面倒くさがり屋なので、面倒に感じる気持ち、すごくわかります…!笑

技能試験の合格を目指そう

「①実技の練習時間が少なすぎる、②試験本番をイメージした練習ができていない、③試験の特徴を知らずに勉強していた」の3つの状態は落ちる、ということがわかったと思います。

逆を言えば、「勉強前に試験の特徴を理解する!練習時間をしっかり確保する!ただただ練習するのではなく本番をイメージして行う!」ということをすれば、令和5年度に合格を目指せます。

また、勉強を開始するにしても工具や材料が必要になりますが、全部セットになっているものを購入するとシンプルに楽です。

おすすめの工具や部材も、ぜひ確認してください。

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