こんにちは、もち麦です!
第二種電気工事士の実技試験には候補問題が13問あります。
今回の記事では、2024年度版の候補問題13問を難易度別にわけてみました。
あくまで初心者だった私の主観なので、あらかじめご了承ください。
また、ここ数年毎年同じ候補問題が公表されていましたが、No.13とNo.3が2024年度より少し変更されているので、確認してみてください。
結論から言うと、難易度が低い問題はズバリNo.3、No.6、No.9、No.13、難易度が高い問題はズバリNo.4、No.8、No.11です!!
難易度が低い候補問題→難易度が普通の候補問題→難易度が高い候補問題の順番で練習すると、無理なく練習できるのでおすすめです◎
「どの候補問題が出題されるかな?」と予想しても、第二種電気工事士の試験当日にならないとわからないので、13問しっかり確認してくださいね!
この記事はこんな人にオススメ☆
・これから第二種電気工事士の実技対策を行う人
・候補問題13問の難易度を知りたい人
・無理せずに効率よく電気工事士2種の実技を練習したい人
難易度が低い2024年の候補問題4問
難易度が低い候補問題は、ズバリNo.3、No.6、No.9、No.13です!!
他の候補問題より比較的易しいので、まずはこの番号から練習することをおすすめします。
では、各問題のポイントを確認していきましょう。
第2種電気工事士の試験当日にこの4問が出題されるように願っていました…笑
候補問題No.3
No.3※参照:(一財)電気技術者試験センター
【単線図→複線図への描きかえ】易
【実技】易
【ポイント】埋込連用取付枠の施工
複線図への描きかえ・実技ともに、特に難しいポイントはありません。
気を付けるポイントを挙げるとしたら、埋込連用取付枠の施工です。
コンセントかスイッチのどちらに施工するのか、施工条件をしっかりみて確認しましょう。
個人的に出題されたらラッキーな問題だと思います♪
ただ注意が必要なのが、ここ数年毎年同じ候補問題が公表されていましたが、このNo.3とNo.13が2024年度より少し変更されています。
もし2023年度の下期に受験されて同じ候補問題だと思っていると落ちてしまうので、しっかり確認してくださいね。
候補問題No.6
No.6※参照:(一財)電気技術者試験センター
【単線図→複線図への描きかえ】中
【実技】易
【ポイント】3路スイッチの複線図の作成
3路スイッチは13問の候補問題の中で2問しか出題されません。
なので、単線図から複線図への描きかえる練習はしっかり行いましょう!
実技自体は何の問題もなく簡単です。
ただ、露出型コンセントが出題されるのはこのNo.6だけなので、少し練習が必要です。
とは言っても、ランプレセプタクルの施工と似ているので、ケーブルを剥く長さなど気を付ければ問題ないです。
候補問題No.9
No.9※参照:(一財)電気技術者試験センター
【単線図→複線図への描きかえ】易
【実技】易
【ポイント】VVF2.0mmのケーブルの施工が2本もあるので体力を使う施工
複線図・実技ともに、特に難しいポイントはありません。
気を付けるポイントを挙げるとしたら、VVF2.0mmのケーブルの施工が2本(VVF2.0mm×2芯のケーブルが2本)もあります。
そのため、最後にリングスリーブで圧着する場合、VVF1.6mmの施工より体力を消耗します。
特に握力があまりない方は、力いっぱい圧着工具を握りしめないといけないので疲れます。
それ以外は特殊な施工はないので、比較的簡単な施工だと思います。
候補問題No.13
No.13※参照:(一財)電気技術者試験センター
【単線図→複線図への描きかえ】易
【実技】易
【ポイント】VVRのケーブルの施工
VVRのケーブルが出題されるのは13問の候補問題の中で2問のみです。
VVFストリッパーでケーブルの施工が行えないので注意して練習する必要があります。
また、施工条件をしっかりみて、埋込連用取付枠をコンセントかスイッチのどちらに施工するのかしっかり確認しましょう。
ただ注意が必要なのが、ここ数年毎年同じ候補問題が公表されていましたが、このNo.13とNo.3が2024年度より少し変更されています。
もし2023年度の下期に受験されて同じ候補問題だと思っていると落ちてしまうので、しっかり確認してくださいね。
難易度が普通である2024年の候補問題6問
難易度が普通の候補問題は、ずばりNo.1、No.2、No.5、No.7、No.10、No.12です!!
難易度としては普通ですが、気を付けないといけないポイントが多くなるので、しっかり練習してくださいね!
それではさっそく、各問題を見ていきましょう◎
候補問題No.1
No.1※参照:(一財)電気技術者試験センター
【単線図→複線図への描きかえ】易
【実技】中
【ポイント】EM-EEFのケーブルの施工、誤接続が発生しやすい施工
位置表示灯の問題です。
EM-EEFのケーブルが出題される問題は13問の候補問題の中でこの1問しかありません。
普通のVVFのケーブルより硬いため、剥ぐのに時間がかかります。
また、イロハの3種類の接続する条件が決まっているので、誤接続が発生しやすい施工と言えるでしょう。
また、渡り線が必要な施工です。
少し長いケーブル、もしくはIV線があるはずなので、施工条件を確認しながら渡り線を自分で確保する必要があります。
渡り線が必要な問題は13問の候補問題の中で6問あるので、ある程度練習することができます。
候補問題No.2
No.2※参照:(一財)電気技術者試験センター
【単線図→複線図への描きかえ】中
【実技】中
【ポイント】パイロットランプの複線図作成、基本的には1個の完成品の「ダブルコンセント」の施工
パイロットランプが出題される問題は13問の候補問題の中で2問しかありません。
パイロットランプ自体の施工は、コンセントやスイッチとよく似ているので問題ありませんが、複線図の作成は少し特殊なので注意しましょう!
あまり良くないかもしれませんが、パイロットランプの接続箇所は苦手だったので、複線図だけ丸々暗記しました…
また、ダブルコンセントは、単線図を見ると「コンセントが2つ」と記載されています。
可能性として、「①渡り線が必要ない完成品のダブルコンセント」のパターンと、「②渡り線が必要で連用取付枠とコンセントが2つ」のパターンが考えられます。
基本的には完成品の「①ダブルコンセント」で出題されていることがほとんどです。
ただ複線図だけを見ると、一見渡り線が必要に見えるので、混乱しないように注意しましょう。
候補問題No.5
No.5※参照:(一財)電気技術者試験センター
【単線図→複線図への描きかえ】中
【実技】中
【ポイント】特殊な複線図の作成、渡り線が2本必要な施工、VVF2.0mmのケーブルの施工が2本もあるので体力を使う施工
端子台からの複線図の作成が複雑なので慣れる必要があります。
また、渡り線が2本必要な施工です。
少し長いケーブル、もしくはIV線があるはずなので、施工条件を確認しながら渡り線を自分で確保する必要があります。
渡り線が多いほど、接続ミスが起こりやすいです。私も練習のときによくミスをして修正していました。
あとは、VVF2.0mmのケーブルの施工が2本(VVF2.0mm×2芯のケーブルが1本、VVF2.0mm×3芯のケーブルが1本)もあるので、VVF1.6mmの施工より体力を消耗します。
握力が弱い人は、圧着工具を力いっぱい握りしめないといけないので疲れます。
候補問題No.7
No.7※参照:(一財)電気技術者試験センター
【単線図→複線図への描きかえ】中
【実技】中
【ポイント】3路スイッチと4路スイッチの複線図の作成、アウトレットボックス内での施工
3路スイッチと4路スイッチの合わさった施工なので、複線図の作成は注意が必要です。
3路スイッチは13問の候補問題の中で2問、4路スイッチはこのNo.7しか出題されません。
実技に関しては、アウトレットボックス内で施工しないといけないので単純に狭くて作業しにくいです。
どこの穴にケーブルを通すかも考えないといけません。
また、力任せで無理にケーブルを穴へ通そうとしたらゴムブッシングが取れる場合もあります。
個人的には、アウトレットボックスの問題は作業がしにくいのでイヤでした…
候補問題No.10
No.10※参照:(一財)電気技術者試験センター
【単線図→複線図への描きかえ】中
【実技】易
【ポイント】パイロットランプの複線図作成、渡り線が3本必要な施工
パイロットランプが出題される問題は13問の候補問題の中で2問しかありません。
パイロットランプ自体の施工は、コンセントやスイッチとよく似ているので問題ありませんが、複線図の作成は少し特殊なので注意しましょう!
また、渡り線が3本必要な施工です。
渡り線が多いほど、接続ミスが起こりやすいので正しく接続できているのか、しっかり確認しましょう。
少し長いケーブル、もしくはIV線があるはずなので、施工条件を確認しながら渡り線を自分で確保する必要があります。
渡り線さえ気を付ければ、それ以外の施工は比較的簡単に行えます。
候補問題No.12
No.12※参照:(一財)電気技術者試験センター
【単線図→複線図への描きかえ】易
【実技】中
【ポイント】PF管の施工、アウトレットボックスの施工、渡り線の施工
PF管の施工は、13問の候補問題の中でこのNo.12しか出題されません。
そのため慣れにくい施工です。
そして、アウトレットボックス内で施工しないといけないので単純に狭くて作業しにくいです。
どこの穴にケーブルを通すかも考えないといけません。
力任せで無理にケーブルを穴へ通そうとしたらゴムブッシングが取れる場合もあります。
また、渡り線が1本必要な施工です。
少し長いケーブル、もしくはIV線があるはずなので、施工条件を確認しながら渡り線を自分で確保する必要があります。
難易度が高い2024年の候補問題3問
難易度が高い候補問題は、ずばりNo.4、No8、No11です!!
この候補問題でしか出題されない作業もありますし、配線図の描き方が難しい問題もあります。
この問題を練習するときは、他の10問が終わってから練習することをおすすめします。
私は、この問題が出題されないことばかり祈っていました…笑
それではさっそく、各問題を見ていきましょう!
候補問題No.4
No.4※参照:(一財)電気技術者試験センター
【単線図→複線図への描きかえ】中
【実技】中
【ポイント】特殊な複線図の作成、VVF2.0mmのケーブルの施工が3本もあるので体力を使う施工
端子台からの複線図の作成が複雑なので慣れる必要があります。
また、VVF2.0mmのケーブルの施工が3本(VVF2.0mm×2芯のケーブルが2本、VVF2.0mm×3芯のケーブルが1本)もあるので、VVF1.6mmの施工より体力を消耗します。
単純に疲れます(笑)
また、ここで言うランプレセプタクルは、負荷ではなく、電源表示灯として使用していることにも注意が必要です。
候補問題No.8
No.8※参照:(一財)電気技術者試験センター
【単線図→複線図への描きかえ】難
【実技】難
【ポイント】条件に応じて複線図を作成、アウトレットボックス内での施工、VVRのケーブルの施工
条件に応じて2パターンの複線図と施工があるという特殊な問題です。
条件というのはリモコンリレーの端子台に繋がるケーブルの本数です。
それに応じて複線図と施工が変わります。
なんでNo.8だけ2パターンの可能性を残したのか謎…
不安になるからやめてほしい…
実技に関しては、アウトレットボックス内で施工しないといけないので単純に狭くて作業しにくいです。
どこの穴にケーブルを通すかも考えないといけません。
しかもこのNo.8は、1つの穴に対して3本のケーブルを通さないといけない箇所があるので、より通しにくいです。
力任せで無理にケーブルを穴へ通そうとしたらゴムブッシングが取れる場合もあります。
また、VVRのケーブルが出題されるのは13問の候補問題の中で2問のみです。
VVFストリッパーでケーブルの施工が行えないので注意して練習する必要があります。
個人的に1番出題されたくない問題でした。
候補問題No.11
No.11※参照:(一財)電気技術者試験センター
【単線図→複線図への描きかえ】易
【実技】難
【ポイント】ねじなし電線管の施工、アウトレットボックスの施工、渡り線の施工
ねじなし電線管の施工は、13問の候補問題の中でこのNo.11しか出題されません。
そのため慣れにくい施工です。
そして、アウトレットボックス内で施工しないといけないので単純に狭くて作業しにくいです。
どこの穴にケーブルを通すかも考えないといけません。
力任せで無理にケーブルを穴へ通そうとしたらゴムブッシングが取れる場合もあります。
また、渡り線が1本必要な施工です。
少し長いケーブル、もしくはIV線があるはずなので、施工条件を確認しながら渡り線を自分で確保する必要があります。
工具と13問分練習できる材料を用意しよう!
第二種電気工事士の実技練習を行うためには、工具や練習するための材料が必要になります。
「どの工具が必要なのか」「材料はどれくらいの量が必要なのか」など、全部自分で調べて準備するとかなりの時間がかかります。
そのため、工具や材料がすべて含まれているセットを購入することをオススメします。
また、すべて含まれているセットの中でも特に下記の条件を満たしているものがオススメです!
・時短になる工具が入っている(VVFストリッパー・合格クリップ・合格マルチツールなど)
・13問の候補問題すべて練習できる(13問すべて練習しないと落ちる)
・13問の候補問題を最低2回以上練習できる(1回のみの練習で合格ラインに立てる人はほぼいない)
上記の条件を満たしているのが、電池屋の電光石火シリーズです。
電池屋の電光石火シリーズのおすすめポイントを説明していきます。
電光石火の第2種電気工事士技能試験セット「できる限り出費を抑えて合格したい…」と、みなさん思っていますよね…
電池屋の電光石火シリーズ、安いという理由でも人気です!
金額が安くておすすめ
通常、メーカーから実技練習をする購入者(みなさん)に材料・工具が届くまで、仲介会社がいます。
この仲介会社が多ければ多いほど仲介手数料が発生し、購入金額がその分高くなります。
電池屋の電光石火シリーズの場合、この仲介会社が少ないため、できる限り安い金額で購入することが可能となります。
理由がわからずにただ安いだけでは不安になりますが、きちんとした仕組みがあると安心して購入できますよね♪
工具も材料もセットで購入できるからおすすめ
先ほどお伝えした条件の内容ですが、電光石火シリーズでは、必要な材料がすべてそろっているセットを購入することができます。
自分で必要な材料や道具を一から準備すると大変ですが、これさえ購入すればいいので安心ですよね。
また、13問分の候補問題を1回分練習できるセット、2回分練習できるセット、3回分練習できるセットなど、ほしい回数分を購入できるのも嬉しいポイントです。
とにかく練習して慣れさえすれば、第二種電気工事士技能試験の合格を目指せるので、練習量は必要です。
個人的には1番練習できる3回分がおすすめです。
電工石火シリーズ1番人気!第二種電気工事3回練習分(電気書院のテキスト付属、ホーザン定番工具DK-28付属、技能試験練習セット全13問分の電線・器具材料)口コミは高評価で実績があるのでおすすめ
電材歴が80年近くもあるような専門会社が販売しており、口コミの評価も高いです。
今までに20,000セットも販売してきた実績があるのでおすすめです。
よくわからない会社だと不安ですが、実績があると安心ですよね。
電工二種の技能試験合格に向けて参考にしてみてください♪
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