こんにちは、もち麦です!
「技能試験を練習するために必要な道具ってなに?」「工具や材料など準備しないといけないけどどれがいいのかわからない」「できる限り安い金額で準備したいな」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
電気工事士講座の販売員をしていた頃、たくさんの工具や材料にふれながら練習してきました。
そんな私がおすすめの工具や材料をお伝えします。
また、できる限りお手頃な金額で工具や材料を購入できるところを紹介します。
この記事はこんな人にオススメ☆
・第二種電気工事士の技能試験を受験する人
・工具や部材の購入に迷っている人
・できる限り安い金額で道具を準備したい人
実技に必要な工具の一覧
(一財)電気技術者試験センターより、指定工具として下記の工具が必要とされています。
・ペンチ
・ドライバー(プラス)
・ドライバー(マイナス)
・ナイフ
・スケール
・ウォータポンププライヤ
・リングスリーブ用圧着工具(JIS C 9711:1982・1990・1997 適合品)
上記は、最低限必要とされている工具です。
第二種電気工事士の技能試験では、電動工具以外の全ての工具を使用することができるため、実際は他にも工具を使い実技します。
「必要最低限の工具だけでいい!」という方は、DK-29電気工事士技能試験工具セット(ホーザン)を購入してください。
他の工具も使用した方が時短になるので、あまりおすすめではありません…
ほとんどの人が使っている工具セット
・ペンチ
・ドライバー(プラス)
・ドライバー(マイナス)
・ナイフ
・スケールまたは布尺
・ウォータポンププライヤ
・リングスリーブ用圧着工具
・VVFストリッパー
上記は、最低限必要な工具にVVFストリッパーが加わった工具セットです。
よっぽどのことがない限り、DK-29電気工事士技能試験工具セット(ホーザン)ではなく、こちらのDK-28電気工事士技能試験工具セット(ホーザン)を購入することをおすすめします。
VVFストリッパーのおすすめポイント
このVVFストリッパーは、技能試験の中で1番使用した工具です。
ケーブルを切る、ケーブルの外側を剥く、ケーブルの内側の被覆を剥く、長さを測る、ランプレセプタクルなどで必要な輪っかを作るなど、様々な場面で使用する工具です。
VVFストリッパーを使えばケーブルの外側を剥く作業が一瞬で終わりますが、もしこれがなければナイフを使わないといけません。
ナイフの場合、VVFストリッパーよりかなりの時間を使います。
また、VVFストリッパーを持っていない場合、実技をするときに工具を持ち替える手間も増えます。
具体的にどういうことなのか、ランプレセプタクルなどで必要な輪っかを例に説明します。
VVFストリッパーを持っていない場合
(スケールまたは布尺)ケーブルの長さを測る
↓持ち替え
(ナイフ)ケーブルを切る、ケーブルの外側を剥く、ケーブルの内側の被覆を剥く
↓持ち替え
(ペンチ)輪っかを作る
VVFストリッパーを持っている場合
(VVFストリッパー)ケーブルの長さを測る、ケーブルを切る、ケーブルの外側を剥く、ケーブルの内側の被覆を剥く、輪っかを作る
VVFストリッパーを持っていない場合、2回も工具を持ち替えないといけません。
実際に実技してみると、この2回も持ち替えは結構手間に感じます。
VVFストリッパーを持っている場合は持ち替える必要もなく時短になります。
時短になる1番おすすめしたい工具セット
・ペンチ
・ドライバー(プラス)
・ドライバー(マイナス)
・ナイフ
・スケールまたは布尺
・ウォータポンププライヤ
・リングスリーブ用圧着工具
・VVFストリッパー
・合格クリップ(10個入)
・合格マルチツール
・合格ゲージ
上記は、ほとんどの人が使っている工具セットに、合格クリップ(10個入)、合格マルチツール、合格ゲージが加わったDK-17電気工事士技能試験工具セット(ホーザン)です。
個人的に、この工具セットがかなりおすすめです。
必要最低限の工具セット、ほとんどの人が使っている工具セットに比べて、少し金額は高くなりますが時短になるツールが入っています。
技能試験は時間との戦いなので、いかに時短できるかが重要になります。
上記の3つがどういった時短になるのか説明します。
合格クリップの時短ポイント
合格クリップは、電線同士を正しく接続するために使用するツールです。
具体的にどういうことなのか、どう時短になるのか見てみましょう。
上記のように実技の最後で、数本の電線をリングスリーブや差込型コネクタでまとめて施工します。
左がリングスリーブで圧着した電線、右が差込型コネクタで接続した電線になります。
施工する前は電線が無造作に置かれていて、「どの電線とどの電線を施工しないといけないのか」がわかりにくい状態です。
ですが接続前に、この合格クリップで施工する電線同士を分けておくと、一目で接続する電線がわかります。
接続時に確認する手間もなく、時短につながります。
もし、合格クリップを使わずに施工すると、本来繋ぐはずではなかった電線同士を間違って圧着してしまう、というようなミスが発生します。
やり直しはできますが、電線を抜いたりもう一度被覆を剥いたりと時間がかかってしまいます。
「ミスが起こらないように合格クリップを使う」ことが、そもそも時短にもなります。
まだ第二種電気工事士に合格していなかったころ、「気を付けながら施工すれば接続ミスなんて起こらないだろう」と思っていました。ですが、びっくりするくらい接続ミスがあったので、すぐに合格クリップを使いました笑
合格マルチツールの時短ポイント
個人的にかなりおすすめしたいツールNo.1の合格マルチツールです。
マイナスドライバー、ナイフ、ウォータポンププライヤなどの役割があります。
手のひらサイズで小さいため扱いやすいです。
具体的な時短例をご紹介します。
ウォータポンププライヤの代わりに使用
ウォータポンププライヤは全長195mmあります。
狭いアウトレットボックス内で施工するときに扱いにくいですが、合格マルチツール(手のひらサイズ)を使えばさくっと短時間で施工できます。
ナイフの代わりに使用
ナイフは刃物なので慎重に扱わないと危険です。
ゴムブッシングに穴をあけるとき本来ならナイフを使いますが、慎重に施工するため時間がかかります。
合格マルチツールの場合、勢いに任せてゴムブッシングを突き刺せばいいだけなので時短になります。
個人的にナイフを使うのが怖かったので、合格マルチツールがあって本当によかったです。
合格ゲージの時短ポイント
合格ゲージはメモリがついており、VVFストリッパーに装着します。
電線の被覆を剥くときにその場で長さを確認することができるので、時短につながります。
電池屋の電光石火シリーズが安くておすすめ
できる限り出費を抑えながら、技能試験に合格したい人が殆どだと思います。
色々と調べてみたところ、電池屋の電光石火シリーズが安くておすすめです。
安い理由やその他おすすめポイントなど紹介します。
電光石火の第2種電気工事士技能試験セットなぜ安いのか?
ホームページの詳細を確認してみると、安い理由が書かれていました。
通常、メーカーから実技練習をする購入者に工具や材料が届くまで、仲介会社が発生します。
この仲介会社が多ければ多いほど仲介手数料が発生し、下記のように購入金額がその分高くなります。
電池屋の電光石火シリーズの場合、この仲介会社が少ないため、できる限り安い金額で購入することができます。
工具だけでなく材料もセットで購入できる
実技の練習をするためには、工具だけではなくケーブルや器具などの材料も必要です。
電光石火シリーズでは、必要な材料がすべてそろっているセットを購入することができます。
自分で必要な材料や道具を一から準備すると大変ですが、これさえ購入すればいいので安心ですよね。
また、13問分の候補問題を1回分練習できるセット、2回分練習できるセット、3回分練習できるセットなど、ほしい回数分を購入できるのも嬉しいポイントです。
第二種電気工事士の技能試験に合格するためには、とにかく練習して慣れることが大切です。
1回分だと少し練習量が少ない気がするので、個人的には2回分か3回分がおすすめです。
元初心者だった私が技能対策をしていたときは、2回分練習しました。
1番人気のコースは、下記のテキスト・3回分練習できる材料・DK-28電気工事士技能試験工具セット(ホーザン)もついている全部入りセットだそうです。
口コミで高評価!実績がある
電材歴が80年近くもあるような専門会社が販売しているそうです。
口コミの評価も高く、今までに25,000セットも販売してきた実績があるのでおすすめです。
よくわからない会社だと不安ですが、実績があると安心ですよね。
※DK-28電気工事士技能試験工具セットをメインで販売してそうなので、時短になる1番おすすめしたい工具セットで説明した3つ(合格クリップ・合格マルチツール・合格ゲージ)をほしい方は、下記のHOZAN (ホーザン) の合格シリーズ3点セットを追加で購入してください。
こちらも同じサイトで安く購入できそうです。
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